インビジブル
今、黄昏に染まる街の虚像 瞳は滾る鼓動と生命
存在の根を掻いて 高く、赤く、燃えて
塗り潰した昨日も 嘘で固めてく明日も
虚ろなままの日々も 不確かな理想は擦れ、去っていく
終わりが始まりなら 「無器用なだけ」
と笑えたのに 孤独に続くカルマ 見失っていく
あの夕闇の向こう側へ行こう 何もかもを捨てて
『歪んだ時を─』
黄昏は僕らの赤き血に染まって 遠く、霞んで消えた
外れていく視界に 繋ぐ色も無くて
不透明なこの身体 細胞の隅でひしゃげている
「孤独だ!キミは孤独だ!」 ココに、いるのに?
愛し合う無音の風を 研ぎ澄ませその温度で
生きていく意味があるなら 答えが そこに眠る 羽根を広げて
今、黄昏に染まる街の虚像 瞳は滾る鼓動と生命 その中を
黄昏は僕らの赤き血に染まって 遠く、霞んで消えた
外れていく視界に 高く高く、赤く、燃えて